About us
経済・産業は発展して我々は多くのものを手にすることができるようになりましたが、これからは地球規模の温暖化や資源制約などの環境課題に真に向き合うことが必要です。材料熱力学研究室では、鉄鋼材料や非鉄材料、ガラス・セラミックスなどの「ものづくり」におけるCO2排出の「ゼロエミッション化」と、これまでのCO2排出分を取り戻す「ビヨンド・ゼロ」を担う環境材料、特に低炭素化社会へのキーマテリアルのシリコンカーバイド(SiC)や窒化物半導体の新しい製造プロセス開発に焦点を当て、熱力学・速度論・結晶成長工学を融合した冶金学(メタラジー)研究を行っています。
私達の研究は、二成分~多成分系状態図や熱力学計算をもとに高温の材料プロセスを考案すること、プロセスの反応過程を解析することを基本スタンスとしています。ただし、新しい概念のプロセスと材料を創るために、
・高温での反応・相変態・結晶成長の支配現象を見つけるために、最適な観察装置を開発して見ること、
・様々な分野の研究者や開発の先端を担うエンジニアと常に議論を交わし、零れ落ちる観点も大切にすること、
でプロセス研究の哲学を育んでいきたいと考えています。
News
- 2024.9.25D3 林 聖緑さんが博士学位記を授与されました(写真)。
- 2024.4.01B4の4名が吉川研究室に配属されました。
- 2023.4.01吉川研究室が発足しました。
アクセス
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1
大阪大学 吹田キャンパス 大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻
材料系 R2棟 721-725 エレベーターを降りて右側です。
リンク
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・材料エネルギー理工学講座