掛下研究室 - 大阪大学 大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 量子材料物性学領域

主な研究装置

  • FZ

    FZ炉

    クリスタルシステム社製の赤外線加熱焼鈍炉です.浮遊帯域溶融法により単結晶を育成します.金属・合金ならびにセラミックスの単結晶を育成し,その物性を調査しています.

  • BF

    ブリッジマン炉

    ブリッジマン法により単結晶を育成します.金属・合金ならびにセラミックスの単結晶を育成し,その物性を調査しています.

  • MPMS

    MPMSシステム

    カンタム・デザイン社製のSQUID磁化測定装置.2Kから800Kまでの磁化を測定することがでいます.週に2回ヘリウムトランスファーをしています.最大磁場7T.

  • PPMS

    PPMSシステム

    カンタム・デザイン社製の物性測定システム.エバークールというシステムを使っており,ヘリウムトランスファーが不要です.磁化・比熱・電気抵抗・熱伝導率・弾性定数を2Kから350Kの範囲で測定することができます.最大磁場9T.

  • Diffractometer

    中温・低温ディフラクトメータ

    マック・サイエンス(現ブルカー)のX線回折装置.80Kから500Kまでの粉末X線回折が可能.

  • Laue

    ラウエカメラ

    TRY-SE製のX線回折装置.ラウエ法により結晶方位を決定します.

  • DSC

    走査示差熱分析装置

    ネッチ製の高感度DSC.変態潜熱や比熱を測定することができます.

  • Autograph

    万能機械試験装置

    島津製作所製のオートグラフ.引張試験や圧縮試験を行います.10Kから500Kの範囲で試験ができます.

  • mag

    磁場中熱処理炉

    超伝導マグネットの中に熱処理炉を入れて,磁場中で熱処理を行うことができます.

  • Sputter

    電子ビーム製膜装置

    電子ビームを用いることで,各種金属の高純度膜を製膜することができます.