SIP(戦略的イノベーション創造プログラム) – 革新的設計生産技術 三次元異方性カスタマイズ化設計・付加製造拠点の構築と地域実証 ~ 異方性カスタム設計・AM研究開発センター ~

異方性カスタム設計・AM研究開発センター

異方性カスタム設計・AM研究開発センターはSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「革新的設計生産技術」の「三次元異方性カスタマイズ化設計・付加製造拠点の構築と地域実証」プロジェクト推進のため設立されたセンターです。

センターの目的

異方性カスタム設計・AM研究開発センターは、高付加価値な製品の設計・製造を可能とする革新的な技術研究開発およびものづくりに関わる異なる領域のプレーヤーをつなぐ拠点(ネットワーク)を形成することにより、AM(付加製造)をはじめとする新たなものづくり技術を確立することを目的としています。

新たなものづくりへの挑戦を希望する企業へ、技術やシーズを供給していきます。

大阪大学大学院工学研究科 フロンティア研究棟2(F2棟)2F

  • 外観.大阪大学大学院工学研究科 フロンティア研究棟2(F2棟)2F
  • フロア図.大阪大学大学院工学研究科 フロンティア研究棟2(F2棟)2F

①ARCAM Q10(電子ビームによる金属のAM装置)
②KEYENCE AGILISTA-3100(インクジェット方式の樹脂AM)
③Leapfrog Creatr(熱溶解方式の樹脂AM)
④Next Engine 3Dスキャナー HD Pro
⑤ARCAM PRS(パウダーリカバリーシステム)
⑥ARCAM PRS(パウダーリカバリーシステム)
⑦EOS M 290(レーザービームによる金属のAM装置)
⑧TAINATEC DKV7732(CNCワイヤ放電精密コンターマシン)
⑨PEENMATIC 750S(表面処理装置)
⑩PEENMATIC 750S(表面処理装置)

【解析】
■Solidworks(3D-CAD)
■MSC Marc(応力および熱解析)
■mimics(CTデータからのFEAモデルの作成)
■3-matic(CTデータからのFEA用メッシュ切り)
■QA Scan(スキャンデータ品質検査用ソフト)

設備紹介

付加製造(<AM>Additive Manufacturing)技術

従来の物質を削りとって立体物をつくる切削加工がいわゆる引き算の方法であるのに対し、
付加製造(Additive Manufacturing)技術は材料の付着によって立体物をつくるいわゆる足し算の加工法です。
AM技術は新しいものづくりへの扉を開く技術として期待されています。

AM技術の7つの方式(ASTM2009)
方式 概要 原料
液槽光重合
vat photopolymerization
タンクにためられた液状の光硬化性樹脂のモノマーを光によって選択的に硬化させる 光硬化性樹脂モノマー
材料押出
material extrusion
流動性のある材料をノズルから押出し、堆積させる 熱可塑性樹脂
粉末床溶融結合
powder bed fusion
粉末を敷いた領域を熱によって選択的に溶融結合させる 金属(銅、チタン、ニッケル合金、コバルトクロム合金)樹脂(ナイロン、アミド)、セラミック
結合剤噴射
binder jetting
液状の結合剤を粉末に噴射して選択的に固化させる 石膏、プラスチック
シート積層
sheet lamination
シート状の材料を接着させる 紙、樹脂、金属箔
材料噴射
material jetting
材料の液滴を噴射し選択的に堆積し固体化する 光硬化性樹脂、ワックス
指向性エネルギー堆積
directed energy deposition
材料を供給しつつ、熱の発生位置を制御することによって、材料を選択的に溶融・結合する 金属
【辻早希子:「3Dプリンタ(付加製造技術)の展望」三菱総合研究所 技術レポート(2014)】
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