「第5回阪大ナノサイエンス・ナノテクノロジー国際シンポジウム」が開催されました。

2009年9月1日から3日の3日間、大阪大学ナノサイエンス・ナノテクノロジー研究推進機構主催および本グローバルCOEを含む大阪大学の4つのグローバルCOE共催で「第5回阪大ナノサイエンス・ナノテクノロジー国際シンポジウム」が、銀杏会館において開催されました。

大阪大学ナノサイエンス・ナノテクノロジー研究推進機構は、今日様々な科学技術への応用で大きなインパクトを与えるナノサイエンス・ナノテクノロジーの諸分野において、多くの先端研究教育を横断的かつ全学的に検討し、組織的・戦略的に先導統括しつつ、人材育成にも注力することを目的に、2002年に設立されました。翌2003年には第3回大阪大学フォーラムとして、ナノサイエンス・ナノテクノロジー国際シンポジウムが開催され、2006年以降は毎年シリーズで開催されています。 第5回目を迎えた今年は、本グローバルCOEリーダーの掛下教授が実行委員長となり、企画・立案・運営に携わりました。

西尾副学長の開会挨拶で幕をあけたシンポジウムは、12のオーラルセッションと2つのポスターセッションから成り、オーラルセッションでは、各分野における国内外の著名研究者による講演を中心に活発な議論が展開されました。1日目と2日目の昼食後に行われたポスターセッションでは、実行委員と招待講演者による審査の結果、8つのポスター発表が「ベストポスター賞」を受賞、代表者は懇親会で海外からの招待講演者より表彰を受け、今後の研究活動に向けての刺激と励みとなりました。本グローバルCOEの関係者では、當代光陽(とうだいみつはる)さん(D2)が受賞しました。

すべてのセッションを合わせると400名以上が参加する盛況ぶりで、本学におけるナノサイエンス・ナノテクノロジー研究成果の継続的な発信という重要な役割を果たした国際シンポジウムでした。

講演する中野教授 「ベストポスター賞」を受賞した
當代光陽(とうだいみつはる)さん