2011年9月4日〜9月9日　千里阪急ホテル　仙寿、クリスタルホール、樹林にてInternational Conference on Martensitic Transformations (ICOMAT-2011)が開催されました。

マルテンサイト変態に関する国際会議(ICOMAT)は、1976年に神戸で最初に開催されて以来、3年あるいは4年毎に、世界各国で開催されており、当該分野では歴史と権威のある国際会議として認識されています。前回日本で開催されたのは1986年（奈良）であり、今回は本拠点リーダの掛下教授が主催者となり、25年ぶりの日本での開催となりました。 会議の開催に際して、大阪大学総長の平野俊夫先生、日本金属学会会長の落合庄治郎先生、大阪府知事の橋下徹様（楠本正幸国際交流監代読）、大阪大学学際融合教育研究センター長の久保司郎先生から参加者へ挨拶をいただきました。会議の主なテーマは(1)Fundamental Aspect and Theoretical Approach，(2)Transformations in Ti-Ni alloys，(3)Transformations in Iron and Steels，(4) Novel Characterization of Transformations，(5)Precursor Phenomena of Transformations，(6)Transformations in High Temperature Shape Memory Alloys，(7)Transformations in β-Ti and Related Alloys，(8) Transformations in Ferromagnetic Shape Memory Alloys，(9)Applications of Transformations to Smart Systemであり、66件の口頭発表と205件のポスター発表が行われ、多くの有用な議論がなされました。本拠点の事業推進者・若手・博士課程学生を含め国内外から309名の参加者があり、盛況のうちに終了しました。

集合写真１

集合写真２

会場の様子（日本金属学会会長挨拶）